第2章 政情不安定な国の国旗はよく変わる– category –
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第2章 政情不安定な国の国旗はよく変わる
紋章をくりぬいて市民の意思を示た東欧諸国
政体の大きな変化などで、デザインの一部を取り除くという例もあります。モンゴル国旗で社会主義を著わしていた黄色い星やアルバニアの黄色で縁取った赤い星がそうです。 東欧諸国は社会主義政権時代の国旗から紋章を切り抜いて、自由を叫び、第2次世界大... -
第2章 政情不安定な国の国旗はよく変わる
昔の国旗に戻る例も
新しい国をつくろうとすると、まずは国旗が必需品と考えるようです。そうだとすれば、国旗があれば独立国となる「とは言えません」と言っておかねばなりません。国があって国旗のない例はありませんが、この章で述べるように、国旗はあれど国がないのはい... -
第2章 政情不安定な国の国旗はよく変わる
日本が最近承認した独立国ニウエ
日本政府は2015年5月15日の閣議で、ニュージーランドの自治領だった南太平洋の島ニウエを独立国家として承認することを決定しました。これで日本が国家として承認したのは、日本と北朝鮮を除く国連の全加盟国及びバチカン、コソボ、クック諸島、ニウエの19... -
第2章 政情不安定な国の国旗はよく変わる
半世紀のうちに国旗が何度も変わった国も
長年にわたり不安定な国情であったカンボジア、アフガニスタン、イラク、エジプトといった国の国旗は何度も変わりました。 カンボジアでは1991年10月23日のパリ和平協定までは、ヘン・サムリン、ポル・ポト、ソン・サン、シアヌークの各派がそれぞれ異なる...
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