国旗についてのお話– category –
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国旗についてのお話
いつの場合も国旗は納品検査がとても重要
2020年の東京オリンピックでどの旗布がいいのか、実は、老生は勝手に苦慮しているのです。①前回の東京五輪で使用した東洋紡のエクスランの旗布が十分に出回っていないこと、②積水化学が開発したエスロンのようなポリエステル系がこの半世紀で旗布としては... -
国旗についてのお話
アフリカ諸国の国旗を眺めてみると
サッカーW杯で国旗を取り違えライブドアがネットで伝えるところに拠れば、2014年6月5日に行われたサッカー・ブラジルW杯の開会式で、ナイジェリアの国旗がニジェールの国旗と間違えて使用されたそうだ。ミスが発生したのは、開会式の後半、出場32カ国の国... -
第12章 オリンピックと国旗 - 適度なナショナリズムは友好の輪を醸す
アフリカ諸国の国旗を眺めてみると
1960年前後、アフリカでは多くの国が独立しました。当時の米誌「TIME」はその国旗を並べながら、これを祝福しつつも将来を心配する記事を掲載しました。 下段中央がガボンです。この国で長年医療活動を展開し、1958年にノーベル平和賞を授与されたアルベー... -
国旗についてのお話
緑、黄、赤はアフリカ統一のシンボルカラー
1960年はアフリカで多くの国が独立し、「アフリカの年」と言われました。この前後に独立を果たしたアフリカ諸国の国旗には緑、黄、赤の3色を使った国旗がとても多いのです。 ガーナの国旗 1957年採択 セネガルの国旗 1960年採択 カメルーンの国旗 1975年... -
国旗についてのお話
オリンピックの直前に国旗が変わる国も
オリンピックは国旗が注目される一大イベントです。ですから、その機会に世界にPRしようとばかり、大会直前に国旗が変わるということも珍しくないのです。 1996年の近代オリンピック創設100周年記念五輪大会は、第一回大会の開催地アテネでが有力視されて... -
国旗についてのお話
えっ!ウチと同じ国旗がある?!
極小国リヒテンシュタン。スイスとオーストリアの中間にある公国です。大学院時代のわが恩師・松本馨教授(1901~90)はオクスフォード、ハイデルベルク、ソルボンヌの3大学で学んだ俊秀です。大正時代にドイツ留学中、リヒテンシュタインを訪問しようとし... -
国旗についてのお話
国旗に言葉を入れるのはラテン文化とイスラム系
ヨーロッパの国旗では、スペインの国旗にラテン語で「PLVS VLTRA(より彼方へ)」と記されています。ちなみに、15世紀末の新大陸発見までは「NON PLUS ULTRA(ここは世界の果て)」と記されていました。また、最古の共和国サンマリノの国旗には、この国の... -
国旗についてのお話
国旗に国標や言葉のあるもの
エルサルバドル国旗の中央の紋章の下部にはスペイン語でDIOS, UNIDOS, LIBERTAD(神・団結・自由)と書いたリボンがあります。この国のめざすもの(国標)です。全体が月桂樹で囲まれ、その周囲にはスペイン語で「中米エルサルバドル共和国」と国名が表示... -
国旗についてのお話
オランダ国旗をパクった?ロシア
1699年、ピョートル大帝が一大遣欧使節団を伴ってオランダを訪れ、自ら造船を学んだ際、国旗の必要性に気付いて、オランダの国旗にヒントを得てできたというロシア国旗についての伝説があります。 いつぞや大阪・朝日放送の「Night & Night」という「... -
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4つの国旗がそっくりさん、さらに
創価学会の公式HPによると、同学会の三色旗(1968年~)は1988年4月の第1回全国婦人部幹部会の席上、池田大作現名誉会長からの提案を受けて作られたものだそうです。赤は勝利、黄は栄光、青は平和を象徴しています。この他、婦人部では、赤は和楽、... -
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意外なそっくりさん、新選組とバーレーンの旗
a中東のバーレーンの国旗と新選組の旗、モロッコやエチオピアと晴明桔梗紋、ルーマニアと創価学会旗、シエラレオネとファミリーマート、コロンビアとミニストップ、ノルウェーと東海汽船、ウクライナとAir Doの旗を「他人の空似(そらに)」の代表例として... -
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吉川晴帆画伯、西蔵(チベット)の国旗も紹介
チベットの国旗は1912年、ダライ・ラマ12世により採択されたものです。チベットに仏教の修行に出かけていた青木文教修学僧がデザインに協力したことが、青木の『祕密之國 西藏遊記]』(内外出版、1920年)に記されています。 先に取り上げた『萬國旗 附...