第8章 「そっくりさん」と「似たものどうし」 – これってお互いに困らないのかなぁ– category –
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第8章 「そっくりさん」と「似たものどうし」 - これってお互いに困らないのかなぁ
赤に染めるのは世界各地で古代からできた
誉田(こんだ)八幡宮(大阪府羽曳野市))縁起資料に神功(じんぐう)皇后(?~269、仲哀(ちゅうあい)天皇の后)が後の応神天皇を出産したとき、赤と白の幡(はた)が天から4枚ずつ舞い降り、皇后の体を覆ったという有名な記事があります。全国にあ... -
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同じデザインと言っていい例も
世界の国旗には、青黄赤の縦三色旗であるルーマニア・チャド、赤と白の横二色旗であるモナコとインドネシアといった「そっくりさん」もありますが、オリンピックのエンブレムで問題を起こした佐野研二郎氏がおそらくそうだったように、「まさか」という「... -
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日本でも最初は「日の丸に横一」の博愛社だった
日本でも最初は「日の丸に横一」の博愛社だった 実は、日本も、赤十字のマークをすんなり受け入れた国ではありませんでした。1877(明治10)年、西南戦争のときに、佐野常民、大給恒(おぎゅうゆずる)らによって創設された組織に、当初は赤十字社と名付け... -
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赤十字は自分の標章の管理を怠っている
赤十字の標章のが「嫌いな」「あるいは受け入れがたい」イスラムの34ヵ国ではRed Crossと言わずに、Red Crescent、フランス語でCroissant Rouge 「赤新月」という名前で、赤十字と同じ活動をしています。オスマントルコが赤十字運動に加わるに際し、キリス... -
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赤「十字」では具合の悪い国も
もう少し詳しく、見てみましょう。 1878年の露土戦争に際し、トルコは赤十字 crossではキリスト教のイメージが強く、自国の将兵の士気にかかわるとして赤新月crescentを用いることをICRC(赤十字国際委員会)やロシア側に通告したのです。ICRCはそれで効果... -
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国際赤十字、今も3つの標章(エンブレム)
1859年6月24日に北イタリアのソルフェリーノで19世紀屈指の激戦が行われました。サルデーニアとこれを支援するルイ・ナポレオン麾下(きか)のフランス軍、対するはフランツ・ヨーゼフ率いるオーストリア・ハンガリー帝国軍。死傷者4万人を数えました。こ... -
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歴史的経緯で似るものと偶然似たもの
「フランスとイタリアの国旗はよく似ているね」と幼稚園生のわが孫に言われたことがあります。孫自慢が許されるなら、この5歳児、門前の小僧ゆえ、30カ国ぐらいは識別できるようです。そこで、「よく気が付いたね。歴史的につながりがあるからだよ」と、一... -
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イタリアの国旗でさえ間違いが起こる
2016年4月に広島市で開かれるG7(主要国首脳会議=伊勢志摩サミット)外相会合に向けて、同市などの支援推進協議会が作ったチラシやポスターのイタリア国旗の色が違い、アイルランド国旗のように見えることが判り、加えて、日本地図に北方領土を出していな...
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