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同じデザインと言っていい例も

世界の国旗には、青黄赤の縦三色旗であるルーマニア・チャド、赤と白の横二色旗であるモナコとインドネシアといった「そっくりさん」もありますが、オリンピックのエンブレムで問題を起こした佐野研二郎氏がおそらくそうだったように、「まさか」という「似たものどうし」もあるのです。


モナコの国旗(正式な縦横比は4:5)

インドネシアの国旗(同2:3)

ウィーンの市旗(同2:3)

ポーランドの国旗(同5:8)

インドネシアは1945年の独立に際し、モナコとほとんど同じ国旗を採択しました。モナコの国旗は1881年に採択され、1937年に法制化していたのを、知らなかったか無視したとしか思えません。当然、モナコは外交手段を取りましたが、インドネシアは「サン・メラ・プティ Sang Merah Putih(尊い紅白)」 として、オランダへの留学生たちが1928年から民族の旗として用いていたし、13世紀に遡る歴史があるとして、これにきちんと対応していません。国連やオリンピックの時のように、各国旗の縦横比を統一する場合は両国旗を区別することは不可能です。なお、ポーランドの国旗は「建国者レヒが真っ赤の夕空を背に白い鷲が飛んでいるのを見たら、そこに都を築け」という啓示を受けて、ワルシャワを築いたという伝説に由来する図柄です。

ちなみに、紅白2色だけの国旗は15カ国、順不同で挙げると、日本、シンガポール、インドネシア、バーレーン、ジョージア、モナコ、オーストリア、スイス、デンマーク、ポーランド、トルコ、チュニジア、トンガ、カナダの14カ国です。ほかにペルーの市民用国旗(紋章なしの)は赤白赤の縦三色旗であり、地中海のマルタはガーター勲章以外のところは紅白だけです。

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