国旗についてのお話– category –
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国旗についてのお話
フィジーは国旗変更を決めたが
2020年の東京オリンピックまでに変わりそうな国旗がいくつかあります。 フィジー、ネパール、イラク、エジプトの国旗は、もしかして、変更になるかもしれません。フィリピンについては次の章で詳しく述べます。まず、政局激動のフィジーの場合で政治の変化... -
国旗についてのお話
アウンサンスーチー最高権力者が国旗を戻すかも
話が少し進みすぎました。第2次世界大戦中の日本とビルマの関係については少し説明が必要かと思います。主役はアウンサン将軍(1915~47)です。今日、ビルマの「建国の父」と崇められ、アウンサンスーチーさんはその長女に当たります。 イギリスの植民地... -
国旗についてのお話
軍事政権が2回国旗を変更
ミャンマー(ビルマ)では国民の90%が上座仏教を篤く信仰しています。私が特別顧問を務める認定NPO法人難民を助ける会が10数年前からヤンゴン(ラングーン)で、理髪や裁縫などの職業訓練を行って障害者へ支援していますので、何度かこの国を訪問しまし... -
国旗についてのお話
イラクで提案された新国旗
2004年には、イスラムの国には珍しい青と黄色の国旗案が議会で審議されました。その後、08年1月22日にイラク国民議会で国旗変更に関する決議が出され、投票結果は、賛成110、反対50でした。議会の審議の過程では、星はそのままにして「平和、寛容、正義」... -
国旗についてのお話
国の混乱が治まれば国旗も安定か イラク
2008年2月末に、大阪在住の旧知の女性国旗研究家から、イラク国旗が変更になったのかとお電話でお問い合わせをいただきました。 イラクの国旗はここ30年ほどで最も多く変更になった国旗の1つです。湾岸戦争のとき、すなわち、1991年1月までは、赤白黒の横... -
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東京五輪直後に国旗を変えたカナダ
東京五輪終了の3カ月足らずでカナダの国旗が全面的に変わりました。 64年の東京オリンピック当時のカナダの国旗。 イングランド、スコットランド、アイルランド、フランスの紋章とカナダの楓の3枚葉。 65年2月15日からのカナダの国旗。 両側の赤は太平洋と... -
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1964年東京オリンピック参加国旗の約半分が変わった
国旗は本当によく変わるのです。早い話が、1964年10月10日の東京オリンピックの開会式で入場行進した94の参加国と地域(以下、国)のうち、46カ国もの国旗が少なくとも1回、変更になっているのです。 まず、開会式から半月後の24日の閉会式の日、北ローデ... -
国旗についてのお話
幕末の津山は洋学の中心地
2012年2月8日、岡山県津山市を訪ねました。夜の津山の暗さは東京に狎れた私の眼には寂しいを超え、怖いほどでした。翌朝9時に、洋学資料館の下山純正館長がお待ちくださるということなので、宿舎を出ずに、ホテルの「珈琲」(榕菴が考案した当て字)を口に... -
国旗についてのお話
攘夷論渦巻く中での外国旗研究が水戸藩で
茨城県立歴史館の石井裕学芸員にご指導いただいた内容をもとにして鱸重時(奉卿)に焦点を合わせて、ペリー来航当時の国旗研究について、述べてみたいと思います。 重時は天保14(1843)年、28歳くらいでしょうか、「弘道館勤」となりました。同じ年、後に... -
国旗についてのお話
幕末には多数の『世界の国旗』が刊行
18世紀の終わり頃、すなわちフランス革命の頃から、日本は激しい外圧にさらされます。 教科書にも出てくる大きな出来事を列挙してみましょう。 1792年、ラクスマン(露)、根室へ 1804年、レザノフ(露)、長崎へ 1808年、英国船フェートン号オランダの国... -
国旗についてのお話
「近代科学の生みの親」宇田川榕菴も国旗を紹介
宇田川榕菴(ようあん・1798~1846)は江戸時代後期の著名な蘭学者、「日本における近代科学の生みの親」といわれている人です。大垣藩医・江沢養樹の長男として生まれ、1811年に津山藩医・宇田川玄真の養子となりました。17年に津山藩医となり、26年には... -
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最初に外国旗に触れた松浦静山
鎖国というといかにも縮こまって海外とは無関係に過ごしていたかのような印象ですが、国旗1つをとっても、よくぞこんなに調べていたのかというくらい、盛んに情報を仕入れていました。 松浦静山(まつらせいざん・本名は清。静山は号。1760~1841)が随筆...